1909年(明治42) | 0歳 | 本名・石田道雄。 11月16日、山口県都濃郡徳山町(現・周南市)に父・清作、母・シカの次男として生まれる。 | |
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1915年(大正4) | 6歳 | 両親、兄、妹は台湾で生活。徳山で祖父・正敬とのふたりきりの生活が始まる。 | |
1916年(大正5) | 7歳 | 徳山町立岐陽尋常高等小学校(現・徳山小学校)に入学。 | |
1919年(大正8) | 10歳 | 台湾に渡り、両親、兄、妹とともに暮らす。 | |
1922年(大正11) | 13歳 | 台北市立城南小学校卒業。台北末広高等小学校に入学。 | |
1924年(大正13) | 15歳 | 台北州立台北工業学校土木科に入学。 | |
1929年(昭和4) | 20歳 | 台北工業学校卒業、台湾総督府道路港湾課に就職。 | |
1934年(昭和9) | 25歳 | 絵雑誌『コドモノクニ』の北原白秋選に投稿、「ランタナの籬」「雨ふれば」が特選となる。 | |
1936年(昭和11) | 27歳 | 総督府を退職。童謡「ふたあつ」がキングレコード第1回発売作品となる。 | |
1938年(昭和13) | 29歳 | 台北州庁土木課に再就職。応召まで勤務。 | |
1939年(昭和14) | 30歳 | 永山寿美と結婚、台北市に住む。 | |
1943年(昭和18) | 34歳 | 応召、台南安平の船舶工兵隊に入隊。 | |
1945年(昭和20) | 36歳 | シンガポールで終戦を迎える。 | |
1946年(昭和21) | 37歳 | 帰還、郷里徳山へ。のち大阪、さらに神奈川県川崎市に移り住む。 | |
1948年(昭和23) | 39歳 | 婦人画報社へ入社。『チャイルドブック』創刊の編集に携わる。 | |
1949年(昭和24) | 40歳 | 『チャイルドブック』の発行が国民図書刊行会に移り、同社社員として以後10年間同誌の編集を担当する。 | |
1952年(昭和27) | 43歳 | 童謡「ぞうさん」NHKラジオ「うたのおばさん」で初放送。佐藤義美がNHKに持込み、團伊玖磨が作曲。 | |
1959年(昭和34) | 50歳 | 国民図書刊行会を退社。フリーとなり、詩・童謡の創作に専念する。 | |
1961年(昭和36) | 52歳 | この年の春頃から数年間にわたり、絵画制作に没頭する。 | |
1968年(昭和43) | 59歳 | 最初の詩集『てんぷらぴりぴり』で第6回野間児童文芸賞受賞。以後、詩作が中心となる。 | |
1976年(昭和51) | 67歳 | 『植物のうた』で第16回日本児童文学者協会賞受賞。 『まど・みちお詩集全6巻』で第23回サンケイ児童出版文化賞受賞。 『ぞうさん』を含む<国土社の詩の本>シリーズが、第6回赤い鳥文学賞特別賞受賞。 多年の詩・童謡創作活動により川崎市文化賞受賞。 |
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1979年(昭和54) | 70歳 | 『風景詩集』により第22回厚生省児童福祉文化奨励賞受賞。 | |
1980年(昭和55) | 71歳 | 第22回日本児童文芸家協会児童文化功労賞受賞。 | |
1981年(昭和56) | 72歳 | 戦後の清新な童謡の創作により、第4回巌谷小波文芸賞受賞。 | |
1985年(昭和60) | 76歳 | 第1回ダイエー童話大賞受賞。 | |
1986年(昭和61) | 77歳 | 徳山市(現・周南市)立中央図書館で「まど・みちお資料展」開催。 同館児童室に<まど・みちお文学コーナー>開設。母校の徳山小学校で講演。 『しゃっくりうた』で第35回小学館文学賞受賞。 |
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1990年(平成2) | 81歳 | 徳山市(現・周南市)のぴーえっちどおりに「ぞうさん噴水」完成。 | |
1992年(平成 4) | 83歳 | 長年の功績に対して、徳山市(現・周南市)より市民文化栄誉章受章。動物園前に「ぞうさん詩碑」設置。 「まど・みちおこどものうたフェスティバル」(徳山市[現・周南市]文化会館)開催。 |
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1993年(平成 5) | 84歳 | 『まど・みちお全詩集』で第43回芸術選奨文部大臣賞と第40回産経児童出版文化賞大賞を受賞。 「まど・みちおコスモス音楽会」創設、以後徳山市(現・周南市)文化会館にて毎年開催。 |
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1994年(平成 6) | 85歳 | 第20回国際アンデルセン賞作家賞受賞。日本人初の作家賞。 徳山市(現・周南市)で「国際アンデルセン賞受賞を祝う会」(ホテル丸福)開催。 同市文化会館で「国際アンデルセン賞受賞記念まど・みちおコスモス音楽会」開催。 |
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1995年(平成 7) | 86歳 | 徳山市(現・周南市)美術博物館開館記念式典に出席。 「まど・みちお絵画展」(徳山市[現・周南市]文化会館)開催。絵画65点を展示。 この年「ぞう(さん)」「きりん」などの絵画作品を徳山市(現・周南市)が購入。 |
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1998年(平成10) | 89歳 | まど夫妻、徳山市(現・周南市)に帰郷、お墓参りをする。 第47回神奈川文化賞受賞。 |
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1999年(平成11) | 90歳 | 長年にわたる優れた詩や童謡の創作活動に対し、第69回朝日賞受賞。 絵画作品と絵画資料280点を徳山市(現・周南市)に寄贈。 |
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2002年(平成14) | 93歳 | 『うめぼしリモコン』で、第11回丸山豊記念現代詩賞受賞。 | |
2003年(平成15) | 94歳 | 詩と童謡創作における長年の業績に対し、第59回日本芸術院賞受賞。 周南市立徳山動物園に「まるみみぞうさん詩碑」設置。 |
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2005年(平成17) | 96歳 | 「まど・みちおの世界―絵画展と詩の朗読」(周南市美術博物館)開催。 | |
2009年(平成21) | 100歳 | 「まど・みちお え てん ある詩人の100年の軌跡、童謡・抽象画・詩―」(周南市美術博物館)開催。 12月6日、講演&シンポジウム「『まど・みちお』を語る」(周南市文化会館)開催。 |
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2010年(平成22) | 101歳 | 「まど・みちお え てん ある詩人の100年の軌跡、童謡・抽象画・詩―」(川崎市市民ミュージアム)開催。 | |
2014年(平成26) | 2月28日死去。(104歳) | ||